2月の節分に食べる恵方巻の価格は去年と比べて約4%値上がりしているとの調査結果が公表されました。
帝国データバンクが全国の大手コンビニ店やスーパー、百貨店など合計104社で販売される恵方巻の価格を調査したところ、一般的な太巻き1本の平均価格は948円で去年の909円と比べて39円、4.3%値上がりしています。
恵方巻で使用される頻度の高い味付けかんぴょうが中国産の不作で30%以上価格が高騰しているほか、のりが記録的な不作に見舞われるなど原材料価格の上昇が続いているためです。
一方で、マグロやイクラなどの水産品は去年と比べて最大で20%以上も値下がりしていることなどから、高級志向の海鮮恵方巻は平均1729円で、去年の1689円から40円(2.4%)と、小幅な値上げにとどまっています。